降り続く雨。涙のような雨。

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冷たい雨。止みませんね。
季節をぐんと進ませる雨のようです。

STINGの『MY Funny Valentine』に収録されている名曲”FRAGILE“を共有させて頂きました。youtubeより。

STING”MyFunnyValentine”

On and on the rain will fall
Like tears from a star like tears from a star
On and on the rain will say
How fragile we are how fragile we are

STING ”FRAGILE” より歌詞引用
いつまでもいつまでも雨は降り続けるだろう
まるで星が涙を流しているようだ
まるで星が涙を流しているようだ
いつまでもいつまでも雨は教えてくれるだろう
人というものがどれほど脆い存在か
ぼくらがどれほど儚い存在か
対訳:中川五郎氏

曲も素敵ですが、歌詞がまた、、、胸に心にしみる名曲ですね。
脆いですよね。儚いですよね。人。
どんなにご立派な肩書や名声を持っていようが。
鍛え抜かれた肉体を持っていようが。
誰からも愛されるような容姿を持っていようが。
それはたかだか数十年のもの。
それを守る為に、他を不幸にしたり、時には命も奪ったり。

大富豪の中には、自分のクローンを作ったり、死後、肉体を、コールドスリープ状態にしている人が居るとも聞きます。
気持ちはまあ、ほんの少しは分かるんですね。
今迄、築いてきたもの、知識、経験、、、死ねばすべて無くなりますからね。
自分のクローン(若い体)に、脳をまるごと移植すれば、その築いたものはそのままに、暫くは生きていけるんでしょうから。。

こういう話を聞くと、子供時代によく見ていたアニメ「銀河鉄道999」を思い出します。
機械の体を手に入れる為、主人公の鉄郎が999号に乗って銀河を旅する話ですね。
機械の体を求めて危険な旅を続けたというのに、最終的には機械の体を手に入れず、、だったような?

”老いることも死ぬことも人間という儚(はかな)い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、たまらなく愛おしく尊いのだ。”
鬼滅の刃】煉獄杏寿郎の名言ですが、激しく同意します^^
儚いんですよ。脆いんですよ。いいじゃないですか、それで。
だからこそ、人は助け合うんですよ。愛し合うんですよ。
限られた時の中で、必死にがむしゃらに生きるんですよ。

さて、2曲目。
スピッツの「ハチミツ」より”あじさい通り
こちらもyoutubeより。

だから この雨あがれ あの娘の頬を照らせ ほら
涙の数など忘れて
変わらぬ 時の流れ はみ出すために切り裂いて
今を手に入れる

スピッツ ”あじさい通り”

草野マサムネさんのお書きになる詞って、独特で不思議で、、たまに理解不能なんですけど、、。
またそれが魅力でもありますよね^^
あのほわんと優しい歌声には癒されますが、実は物凄く奥深い詞や、曲を聴けば、、、ロックバンドだよな~って実感します。。

♪だからコロナ禍終われ 人の心を照らせ♪
あ、人って言うのは、人の心を持っている人のことですので^^